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綾辻行人 Another

綾辻行人 Another
★★★☆☆オススメ度総合
★★☆☆☆感動度
★★★☆☆ハマリ度
★★★★☆面白い度

中学校を舞台にした、新感覚学園ミステリーホラー。

ホラーったって、中学生が主人公の学園ものでしょ?
オトナが読むにはちょっとね~。

・・・なんて思ったら大間違いだ。
全てが謎すぎて、謎の正体をとにかく早く知りたくて、いつもの3倍速くらいでイッキ読みした。
それくらいのスピードで読まないと、焦らされ続けるので心臓が痒くなってくる。

これ、本ならそうでもないけど、映像だとちょっとビビるかも。
ホラー色が強いので、そんなアホな!って部分はややありだけど。

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父子家庭の恒一は、父が仕事でインドに行ったため、その間東京を離れて母の実家のある夜見山市の学校に転校することになった。
夜見山北中学の三年三組になった恒一は、クラスの異様な雰囲気に強烈な違和感を感じる。
特に、左目に眼帯をしたミサキ・メイに興味を持ち近づくが、謎は増すばかり。

そうこうしているうちに同級生が悲惨な事故で死に、その後も死の連鎖が止まらない。
26年間呪われ続けた三年三組。
何と、母も叔母さえもかつて同じ中学の三年三組に在籍していたことがわかる。

死の連鎖を止めるべく奮闘する同級生たち。
クラスに誰か死者が混じっている!
しかし、お互い疑心暗鬼になり誰を信じていいのかわからない。
そして、恒一にとっては衝撃的なラストが待っているのだ。


最初の方に出てきた九官鳥のレーちゃん、こいつ絶対なんか怪しいな、と思ってたらやっぱりそういうことだったか。
このレーちゃんが初っ端から答えを出してくれてたみたい。
でも、まさかって気持の方が強いから結局ズルズルと最後まで??が続いてた。
で、そのまさかの同一人物。

そりゃ、恒一はショックでしょ。
こんな思春期になかなかひどい話しだけど、そのうち記憶もなくなるってことだから。
だから、人間はいやなことは忘れるようにできてるのかな。
生きるために。


恒一の年は止めることができたけど、また次の年もそのまた次の年も続いてしまうんだよね~。

なんだか自分の近くにも、Anotherがいないか探してしまいそうになる。
Anotherに近い人はいっぱいいそうだけど。
もしかして私自身がAnotherかも。

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